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かんぽ生命

2019.07.29

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 かんぽ生命の不祥事の全容が明らかになるにつれて、職員に掛けられたノルマの重圧に驚かされます。 そのための手口も明らかになり「ヒホガエ」を繰り返す事で、ノルマの重圧から逃れていたといいます。 ヒホガエとは、被保険者を短期間に代えるものですが、そのターゲットが高齢者や認知症高齢者だった事に一層、日本郵政に腹が立ちます。 私が子供の頃、郵便局の人が貯金を集めによく家に来ていました。 中には、家族同様のお付き合いをしていた方もいました。 そうやって、長年築いてきた信頼関係は、もう無くなりましたね。 高齢者が何とか年金で暮らして居るのに、それを上回る掛金を何食わぬ顔で徴収したり、書類を偽装したりと職員のやり放題は目に余ります。 しかしながら、処罰されるのは下っ端の職員でしょう。 いつもの事です。 ほとぼりが冷めた頃にまた違うノルマをかけ、金集めに奔走するのは見えています。
 町にある、郵便局の職員もにこやかに対応する事はありません。
昔を懐かしんでも仕方ありませんが、あの制服と使い込んだ革のカバンには、誠実と言うものが感じられました。 今は遠い昔、昔の話となってしまいました。 残念です。