記事一覧

くちなしの花

2020.08.15

ファイル 2999-1.jpg

 渡哲也さんが亡くなりましたね。 今日はお盆休みの予定でしたが、書きたくて出てきました。 一面識もない渡りさんですが、数々の映画やドラマを見ていた人にとっては、近所のおじさんが無くなった様に思えるはずです。 そう、スナックで「くちなしの花」を十八番にしていたお父さんたちも多いはずです。 私はやはり西部警察ですね。 渡り扮する大門圭介、角刈り頭にレイバンのサングラス、ショットガンを片手に撃ちまくる、どう見てもヤクザ同士の抗争事件としか思えない、日本の刑事ドラマの常識をぶち破った作品でしたね。 私の一番のお気に入りは何といっても、フェアレディZのガルウイングでした。 昭和の良き時代と言えばそれまでですが、タブーを打ち破った様に思いました。 他にも上げればきりがありませんが、高倉健亡き後は渡哲也が支えてきたように思えます。 たまに、テレビに映るたびに、容姿が変わっていくのを気になっていましたが、来る時が来たのでしょう。 コメントにある様に、お盆に石原裕次郎が迎えに来たのでしょう。 あの世で石原裕次郎と松竹梅を酌み交わしている事でしょう。 また一つ、昭和の匂いが消えました。