2020.08.21
今朝の道新の一面、三面は藤井聡太二冠の記事で埋め尽くされていましたね。 藤井二冠を称える褒め言葉が次から次に活字になります。 確かに、何と形容されても当てはまるのですから仕方ありません。 ただ、18歳でまだこれからと言う少年をこうも持ち上げて良いものかと、やっかみ半分思ってしまいます。 行く末が、加藤一二三ではガッカリどころではありません。 また、過剰な期待も如何なものです。 ですから、私は木村前王位に同情します。
藤井二冠に勝てば勝ったで世間を敵に回すでしょうし、対局以前にマスコミにプレッシャーをかけられていたのは事実です。 ほとんど四面楚歌状態で臨んだに違いありません。 中年の星とか千駄木の受け師などとちやほやしときながら、いざとなれば手のひら返しではたまったものではありません。 口惜しさはあるでしょうが、冠を外してわりとせいせいしているのではないでしょうか。 ですから私は、木村前王位を応援します。 相撲の琴奨菊の様に不屈の闘志を期待します。 今後、藤井二冠と対局する人は外野の声にも神経を相当使う事になりそうですね。 18歳の少年を、神様・仏様の様に持ち上げるマスコミが一番のワルですね。