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和顔愛語

2020.08.20

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 浄土宗のご法話をパクります。「和顔愛語」わげんあいごと読みます。 読んで字のごとく、穏やかな表情と優しい言葉。 私達介護職員には必要なアイテムですが、そう簡単に身に着くものではありません。 仕事に出かける時に機嫌が悪いと不愛想になり、イライラすると他人を傷つける言葉さえ吐き掛けます。 お年寄りに調子の良いおべんちゃらを使っても、不実な心を見透かされしっぺ返しを食らう職員も見かけます。 仕事はイマイチでもお年寄りに寄り添い、「してあげたい」と言う思いから出る言葉・行動はお年寄りはすぐに受け入れてくれます。 技術ではなく柔和な心なんですが、ご法話では、それは知らずのうちに阿弥陀様の智慧の光に触れた人が身も心も柔和になると言います。 阿弥陀様のお慈悲に育てられ、不実な心に柔和な心が芽生え、自然と優しい言葉が発せられる身に育てられると言うのです。 何百年も語り継ぐ、阿弥陀様の教ですが、何一つ間違ってはいないと私は思います。 次は、「ありがとうは幸せのあいさつです」 ありがとうと言われたら幸せな気持ちになれますし、ありがとうが言えるのはその人が幸せだから口から出ると言います。 私もその通りだと思います。