昨晩、お世話になっている税理士の親睦団体の総会があり、その懇親会で10月に通達され、来年1月から始まる「マイナンバー」制度が話題になりました。 国民一人一人に、12桁の番号が付けられその番号の人のすべての情報がお国に管理されます。 これって、安保法案よりもヤバい話だと私は思っています。 命の次のお金の話です。 全ての人の所得が分かり、税金を納めているかいないかが瞬く間に分かってしまいます。 次に企業も大変です。 今までパートさんを使い社会保険や厚生年金を逃れていた企業はそうは行かなくなります。 従業員の所得が明らかになると言う事は、企業も税金逃れは出来なくなります。 昼間の生業はもとより、夜のアルバイトの収入も明らかになります。 お金を持っている人は海外預金に励んでいるとか、その様な人もこれからは税金逃れが出来なくなります。 全てガラス張りになると言う事です。 特に社会保険・厚生年金を逃れていた企業にとっては死活問題です。 従わないと追徴金も莫大なものになります。 安保よりもマイナンバー、老後の暮らしが益々厳しいものになる予感がします。
記事一覧
無人駅
美幌駅を無人化にしたいとの通達があり、実質無人化が決定しました。 そうなると美幌駅いや石北線が無くなるのも時間の問題です。 美幌駅を利用するのは朝夕の通勤通学の人だけ、我が子もお世話になりました。 昼間は閑古鳥が鳴いています。 特急列車が上下6本停まりますが乗降客は数人と言う状態では仕事になりません。 昔の賑わいを振り返ってもしょうがありませんが、駅長を始め5~6人の駅員さんがおられ、切符を切ったり受け取ったり、列車到着のアナウンスが流れたりと忙しく動き回っていた気がします。 今は札幌に行くのも飛行機を始め、都市間バス・自家用車に変わりました。 大量輸送の代名詞だった列車の時代は終わったと言う事です。 以前にも書いた事ですが、JRは旭川駅まで、あとは都市間バス輸送に変わる事でしょう。 高速道路網が整備さればこの話はもっと現実味を帯びます。 不祥事と赤字続きのJR北海道としては益々この様な措置をしていく事になります。 住民は不便を強いられますが、致し方ないでしょう。 駅員さんとの絆が断ち切られ、列車の線路も断ち切られる日が近づいています。
怪奇現象
暑い日が続いています。 お盆も近くなるとテレビでは納涼を兼ねた怖いお話をテレビで流します。 我が女房殿は、その手の物が大の好物、食い入るようにテレビの前から離れようとはしません。 私は観るのも聞くのも嫌でその場を離れます。 そんな私の身近の怪奇現象を聞いてください。 今朝、神棚と仏様の水お供えを取り換えた時の事です。 神棚のローソク2本がろうそく立てから動いて、その横のお皿の上に、2本立っているのです。 普段、職員が掃除に事務所に入る事はあっても、神棚・仏様をの周りのお世話をする事はありません。 誰が一体ローソクに手を触れたのか、お年寄りの一人に事務所に入る人がいますが、その人の背丈では神棚に手が届きません。 実際私も踏み台が無ければ届かないのです。 職員一人一人に訪ねていますが、誰も知らないと言います。 果してこれは何らかのメッセージなのでしょうか。 だとしたら、良いメッセージなら嬉しいのですが、私には読み取る能力がありません。 今日はいつもより多くコメと塩を盛りつけました。 もねんごろにお参りもしました。 悪い処があればすぐに直します。
祭りの後
先週の土曜日は恒例、ホームの夏祭りを行いました。 毎年4週目の土曜日に行っていたのですが、8年やって雨の降らなかったのは3回、残りはどしゃ降りもしくは冷夏で震える事もありました。
そんな事もあり、1週早くして今年は正解でした。 お天気は薄曇り、気温は25度微風で鍋の火が消える事もありません。 それも今年が祭りを開いて10年目の節目な事と、近所の子供たちもすっかり大人になり、この祭りの使命も終わりにしようと言う意見が職員会議の中で出て、少々気合を入れました。 しかし、お天気に恵まれた事もあり、子供たちや家族、近隣住民が多く集まっていただきいつになく賑わいました。 家族会の会長からも、これで止めるわけにはいかないと言われてしまい再検討しなけれがなりません。
ホームの理念に「家族・地域とともに歩む」との一言があります。 それを実践するための夏祭りを行ってきました。 地域の繋がり、家族の繋がりの良さも味わう事が出来たのも祭りのお蔭です。 入居者の介護度が上がっている今、職員の負担を考えると悩むところです。 祭りの楽しさは残したい。 岐路に立ってしまいました。
ウナギの命日
確か今日は土用のウナギです。 8/5も土用とか。 私自身、ウナギは食べますが、好物と言うところまでは行きません。 あの形と皮はどうもイマイです。 そもそも北海道人にはウナギを食する文化は根づいていないと思います。 本当に美味しいウナギを食していないせいもあるのと、近年のお値段を見るととても庶民の食べ物とは思えません。 ただ、ウナギの焼くたれは間違いなく美味しいと思います。 あのたれの匂いを嗅ぐだけでご飯一善は食べれそうです。 今月東京に行ったとき、偶然ウナギ屋の前を通りました。 時間はお昼時、モクモクの煙とたれの焦げるいい匂い、その誘惑に負けた人がお店に入っていきます。 ウナギ屋はあの匂いで勝負しているところがあります。 近年、ウナギの完全養殖の研究が進み、手軽に食べれるようになっても、ホッケの開き以上に好きになる事はないと思います。 今晩、我が家の食卓にスーパーのウナギが載るか、サンマのかば焼きで代用するか、ご飯と漬物だけか、日頃の行いがモノを言いそうです。 ウナギにとって日本人はイスラム国の様なものです。 犠牲になるウナギの冥福を祈ります。
時代は田中角栄
田中角栄が見直されている事をご存知でしょうか。 庶民宰相と呼ばれ国民はもろ手を挙げ喜びましたが、ロックキード事件で躓き晩年は寂しいものでした。 数年前からロッキード事件に田中角栄は巻き込まれた陰謀説が出ています。 そんな話は置いて置き、言いたいのは気骨のある政治家がいないと言う事です。 先日のNHKでも田中角栄を取り上げていました。 角栄の時代とは違うと言えばそれまでですが、今の政治家は安倍首相を始め、二世の世襲代議士ばかりです。 所属政党の言いなりで、地元に帰っても当たらず触らずの話ばかりでつまりません。 大きな声で天下国家を論じ、自分のやりたい政策を民衆の前で訴える事すらしません。 角栄は明確でした。 故郷新潟を豊かにしたい、その一点の思い出で突き進んだのです。 例え利益誘導と言われても関係なし。 政策集団を立ち上げ、派閥を作り官僚を掌中に収め手足のように使う。 そのためには、義理人情に訴えお金も惜しみなく使う。 田中角栄と豊臣秀吉は良く似ていると言いますが、真似をしたのは角栄です。 田中角栄の民衆の心を掴む演説を間近で聞いてみたかったです。
チャレンジ
チャレンジを合言葉に行われた東芝の不正経理、トップ3が即退職と言う事になりましたがそれだけでは済まされないでしょう。
世界企業の不正経理が、今後大きくクローズアップされ、関係者は刑事責任を追及されるますが、手を貸した職員は可愛そうです。
企業や役所では経費節減を事あるごとに言いだし、昼休みの消灯や文房具・交際費のカットなどの方策をし、乾いた雑巾から水を絞り出すとまで言われました。 しかし、東芝のやり方は乾いた雑巾どころではありません。 マジックの話です。 実際は犯罪ですがね。 役員会で怒鳴られ、有りもしない利益を作り出した職員達のチャレンジ、彼らの数学力を金融の世界で生かしていたら、今どきひと財産を残していたでしょう。 利益至上主義・絶対君主と物を言えない環境で、犠牲者が出なかったとは思えませんし病気になった人もいるはずです。 チャレンジと言う言葉に彼らは何をかけたのでしょうか。 この問題、3役員同士のチャレンジもあるようです。 東芝のブランドイメージは大きく失われたのは間違いなく、経営陣を変えても元に戻るには至難のチャレンジだと思います。
ヒール
昨日の大相撲、白鵬と逸ノ城戦見ましたか。 実に後味の悪い相撲でした。 横綱の品格どころか、プロレスラーのヒールそのものです。 マイクを持たせたら相手を口汚くののしる事でしょう。
一体、彼は何を目指して相撲道を歩んでいるのでしょうか。 以前ヒールと呼ばれた、朝青龍と何ら変わるところはありません。 見方を変えれば、朝青竜よりもワルの様に思えます。 マスコミの前では聖人の姿を見せ、影では悪のかぎりをつくす、その一端が昨日の相撲にでたのでしょう。 彼をこの様に育てた、親方もだらしなく、マスコミもちやほや持ち上げ、相撲協会も当たらず触らずでは彼は益々図に乗ります。 実力があっても、品格の伴わない横綱の相撲はファンをガッカリさせるだけです。 協会はもっと毅然とした態度を取るべきです。 彼に舐められています。 早く日本の国技を日本人の手に戻さなければ、この様な事が続くでしょう。 モンゴル人の中でも派閥があると言います。 それを相撲に出してはいけません。 白鵬を引退に追い込むような強い日本人力士の登場を、切望します。 実に不愉快な相撲でした。
東京駅
一日に50万人からの人が往来する東京駅はやはり日本一の駅です。 建物自体はそう大きくはありませんが、その作りは荘厳で、テレビで隅々まで紹介していましたが、じかに見るとその細かな作りに、明治の職人気質が窺えます。 JRに私鉄・都営とあらゆる線路がつながり、それに乗降する人の動きは、巣穴から八方に出ていくアリの様です。 場所柄、丸の内のビジネスマン、皇居への観光客、デパートへの買い物客せわしく動く人を観ているだけで目が回りそうになります。 また、驚くのは駅地下商店街、特に飲食業の多い事、毎日50万人が行き来するのは分かりますが、陳列されている弁当惣菜がその日のうちにすべて消費されるとはとても思えません。 でも商売として成り立っているのですから、売れると言う事なのでしょう。 和洋中はもとより、世界中の料理が地下街で味わえます。 フードパークそのものですが、そこはビジネス街、ゆっくり食事を楽しんでいる人は少なく、安い定食屋さんが繁盛していました。 都会の人は、田舎の人よりはるかに元気です。 郊外の自宅から毎日1時間揺られ、通勤するなど私にはとても出来ません。
新国立
新国立競技場建設が迷走しています。 巨額の建設費その後の維持費と金食い虫の設計に、世論は猛反対安倍さんも計画の見直しを指示しました。 建設費2520億、いかほどのお金かピンときませんが、一国の経済危機を救える額を我々介護業界につぎ込んでくれたら、本人・家族・職員も今より幸せになると思われます。 安倍さんは、良いとこの坊ンだから金の使い方が分っていません。 建築の現場ではこの様な話はよくあります。 建築家は漫画家みたいに好きに絵をかきますが、これを具体化するとなると設計業者は大いに頭を悩ませます。 建築家が図面に描かいた曲線一本を構造計算し強度・安全性を検証した結果、この額になるとしたら納得するほかありませんが、何事にも予算と言うものがあったはずです。 それに沿って設計するのが当たり前で、コストも考えずに設計したとすればその段階で没でしょう。 そうならなかったのは、大人の事情でしょうか。 どちらにしても見直しは早急にしなければ時間がありませんが、後始末にも数十憶のお金がかかると言います。
この責任者はいったい誰なのか、うやむやで終わりそうです。