三宮は神戸一の繁華街です。 震災の時には、三宮の駅前の被災状況がよくテレビに映し出されていました。 今はその傷跡を探しても、私には良く分からないほど、復興しています。 考えると20年の月日が流れたのですから、当たり前と言えばそれまででです。
金曜の夜でしたから、若者達や会社員で街はごった帰していました。 港町で平らな土地が無いせいか、繁華街が凝縮していてすれ違うにも肩がぶつかりそうで、息苦しい感じさえします。 ススキノおおらかさとは全く違った雰囲気です。 食べ物もいろんな種類がありますが、肉食系の仲間と行きましたから、創作肉料理を出してくれる居酒屋にしました。 狭い店でしたが、パフォーマンスは満足いくものでした。 やはり神戸は肉食文化が進んでいるのと、オシャレな盛り付けで客の目と舌を楽しまさせてくれます。
お酒もついつい進み、時間の過ぎるのを忘れてしまいます。 20年で神戸は復興しましたが、東北は20年でも復興出来ないと私は感じました。 この違いはなんなのでしょう?
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神戸三宮
裁判員裁判
最高裁が裁判員裁判の判決を取り消しました。 理由は「他の裁判との公平性を保たなければならない」と言うのです。 一審・二審の裁判官は、その量刑を支持したにもに関わらず、最高裁がそれを覆すと言うのはいかがなものかと思いませんか? これって、一人殺せば10年、二人殺せば無期、三人で死刑という事が、事前に決まっているという事でしょう。 今回の事件は両親が我が子を虐待死させたものですが、裁判員はその所業があまりにもひどく、情状作量の余地もないと判断したのと、死んだ子供の無念を償うのにはそれだけの時間が必要だと裁判員が熟慮の結果、下したものです。
決して感情のままではないと思います。 また、最高裁は身内の裁判官にもダメ出しをしています。 これも、気にかかる事です。
この事は、今後裁判員を引き受けるにおいて大きな問題になる事は間違いありません。 先日の親子関係の判決もそうでしたが、時代感覚のズレた話でした。 次回の総選挙の時には、最高裁判事の承認については簡単に○印を付けず、誰がどんな判決を下した人かプロフィールを付けてもらいたいものです。
ジェットスター
神戸に行くのには、いろんな方法がありますが、今回の選択肢はは、格安航空「ジェットスター」です。 千歳~関空で往復3万を切ります。 通常料金の1/3~1/4ですから、車で千歳まで行ってもお安いものです。 ただチケットを買うのが少々面倒ですが、慣れるとパソコンで全て終わりますからそうでもありません。 機内もさほどひどいものではなく乗り心地も悪くありません。 CAには当たり外れがありますが、高齢のCAではなかったので「良」。
機内サービスも悪くはありませんが、事前にネット予約で食べ物も頼んでいる方もおられ、機内で食べ物を買おうとしても予約分しか無い事もあるので、注意が必要です。 無駄な物は載せない。
ですから、席も場所によって値段が違いますし、手荷物も10㎏以上の場合別途にお金が掛ります。 それでも機内は満席状態です。
驚いたのは、着陸態勢に入る前に、CAがピンク色のビニールのゴミ袋を持ってゴミの回収に回るのです。 格安航空は空の相乗りバスの様なものです。 次は機体の可愛いピーチでもしますか。
関西レポート
おはようございます。 夏盛りの神戸に、金曜日から昨日まで行って来ました。 暑かった!! ただ立っているだけで汗が吹き出しました。 北海道の暑さとは質が異なります。 建物の中はエアコンが効いていて快適そのものです。 この度は、昨年も通ったそば大学に、再入学を命ぜられ真面目に受講してきました。 と言いながら、昼間の講義より、夜の部活の方に力を注いできました。 全国から業界では名の知れた方たちが集まり、昼夜を問わず熱いそば談義に花が咲きました。 お陰様で、4日間お酒が切れる事は無く、今日はたまった仕事を片付けたあと、病院や整体に行き、体のメンテナンスをしてもらう予定です。 ですから、土産話は明日から小出しにさせてもらいます。 昔の人が言うように、ところ変われば品変わると言いますが、修学旅行以来の関西上陸、文化の違いを十分感じました。 楽しみにしてください。
大岡裁判
現代の大岡裁判とも言うべき判決を最高裁が示しました。 「血縁の親」か「育ての親」か・・・。 結論は民法772条「妻が結婚中に妊娠した子は夫の子と推定する」を基に、血縁は無くても育ての親が親であると言う事です。 簡単にDNA鑑定で、99.999%親子関係が分かる時代に、血縁ではなく法律で親子関係を決めると言うのは、今後賛否両論が論議される事でしょう。 病院で間違えたのならともかく、現代の「妻のモラル」はどうなっているのでしょう。 好きでもないな男と結婚生活を送りながら、好きな男の子を妊娠し出産、好きでもない男子育てをさせ、挙句に離婚して子供と一緒に好きな男の処に行き、親子関係の無効を訴えると言う神経、私の頭では理解が出来ません。 こんな育ち方をした子供の行く末が他人事ながら心配です。 今回の判決は安易に結婚する事に警鐘を鳴らしました。 そう、先日行った北鎮館の中に、屯田兵が上司に結婚の承諾を願う手紙がありました。 良い文章でした。 結婚と言う物は厳正なものです。 昔の人が聞いたら、刀を振り回すにちがいません。
3・6街レポート
旭川の3.6街と言えば、ススキノに次ぐ繁華街でした。 過去形にしてしまうと怒られるかもしれませんが、昔の賑やかさはもうありません。 私の記憶の3.6街は、バブルの頃でしたから、ネオン華やかで、人通りも多くそこを歩くだけでも楽しいものでした。 今はと言うと、3.6街全体が薄暗く、混んでいるのは、山頭火のラーメン屋ぐらいです。 あの賑やかさはなんだったのでしょう。 景気が悪と言えはそれまでですが、旭川市自体が接待の自粛などで夜の街には出て行かないとか・・・。 ちょっと前は旭山動物園人気で、観光客がお金を落としていった様ですが、そのブームも去り、寂しさが増しました。 夕方駅前通りには、人が行きかうのですが、半分は市内の高校に通う生徒ですから、彼らが3.6街でお金を落とすことはまずありません。 いま、旭川駅が改築され綺麗になり、駅前の整備が進んでいます。 これを起爆剤に観光客を増やそうとしていますが、私自身旭川駅に降りる事はまずありません。 3.6街には吉田類が好きな店がいっぱいあります。 古きを訪ね、新しい物を発見してください。
北鎮館
「北鎮館」この字、ホクチンカンと読みます。 旭川の護国神社とスタルヒン球場の向かい側にある建物です。 何を展示しているかと言うと、北海道の防衛と開拓にたずさわった、屯田兵や旧陸軍第七師団(正確には第ナナではなく、しち師団と呼ぶのだそうです)の歴史と現陸上自衛隊第2師団の活動などが展示されているところです。 中には2500点ほどの展示品があり、北海道開拓に尽力した屯田兵たちの当時の生活様式や、日清・日露戦争・世界大戦にどう関わったのかや、その後の自衛隊の災害派遣や国際貢献の様子が分かります。 特に北海道開拓に尽力した屯田兵の生活を再現した所などは、北海道の過酷な自然環境の中で良く絶え抜いたものだと思います。 屯田兵と言う呼び名の響きは良いのですが、その生活たるや、15坪ほどの一軒家に3家族が一緒に住み、夏は朝5時から夜8時まで荒野を開拓し、冬は厳寒を板壁一枚でしのぐという生活です。 相当の使命感と覚悟が当時の人は持っていた様です。 一度立ち寄って観ても良いのではないかと思います。 自然に感謝の気持ちと平和の大切さを実感できます。
北海シマエビ
夏のこの時期食べたくなるのが、北海シマエビです。 昨日それを買いに行ったところ、ショーケースの中はからっぽ、思わず「今日は売り切れてしまった」か残念!とつぶやきました。 事務のおね~さんに「今日の分はもう売り切れ」と聞くと、帰ってきた言葉は「シマエビ漁が不漁で、今日から一週間休業に入った」言うのです。 そんな話聞いていないよと言いたくなりましたが、「一週間後には再開するの」と聞くと、分からないとの話、なんせエビがどこに行ったか居ないんだそうです。 一週間後に電話するという事で諦めました。 今朝の新聞に湧別・サロマ・常呂の3漁協とも休業に入ったと記事がありました。 読むとエビが本当に居ないんだそうです。 おかげで、休業前のセリ値が跳ね上がり、キロ1万2千円にもなったとか、幻のエビとなりそうです。 今年もシマエビを待っている皆さん、一週間後が勝負です。 ただ、捕れてもお値段は相当なものと覚悟しなければなりません。
作況報告
旭川に行く道すがら、バスの窓から田畑を眺めると、今年の作柄は「良好」だと思いました。 そろそろ刈り入れが始まる秋まき小麦など、旭川近郊では色も変わり収穫しても良いほどです。
イモ畑の花は満開に咲き、鮮やかな景色でした。 水田もオホーツクよりも稲の背丈が伸びていると感じました。 オホーツク管内の秋まきとイモの花の開花は少々遅れていますが、問題はないでしょう。 玉ねぎも順調ですが、ここの処の雨不足で玉ねぎの先が枯れているところがあります。 いま、農家が心配するのは、ヒョウが降る事です。 毎年この時期ヒョウによる被害が出ています。 私が一番興味がある「そば」も順調に生育しています。 上川あたりからそば畑がちらほら見えてきて、どのそば畑も3段目まで花が咲いていました。 昨年の幌加内は7月末まで順調でしたが、その後の長雨で6割しか収穫出来ませんでした。 農業はお天気次第の「博打」ですが、このままで行くと豊作ではないかと思います。 出来が良すぎて豊作貧乏と言うのでは、これまた困ります。
青池
視察の帰り道、美瑛町の「青池」に寄りました。 近頃賑わっている観光スポットです。 旅行雑誌にも取り上げられ、丘の町美瑛を紹介するとき、この青池も一緒に取り上げられています。 美瑛の町から車で15分も走れば目的地の付きます。 池と言ってもさほど大きくなく、かれた樹木が池から突き出しているのと池の色がブルーで何とも不気味にも感じられます。 観光客も結構な数で、ほとんどの方が立派なカメラを持っていて、自分の好きなポジションからさかんにシャッターを切っていました。 入口の看板になぜ水の色が青く見えるのか書いてあり、治水工事で美瑛川をせき止めた名残りで、上流の白銀温泉に含まれるアルミニウム溜まり、美瑛川の水と混ざりコロイドが出来、それが光の加減で神秘的な青色に見えるのだそうです。 「夏の緑と青」「雪景色と青」どの季節も写真愛好家にとってはたまらないものです。 ただ、ここも中国人観光客に踏み荒らされており、広東語が飛び交っています。
日本人の情緒が彼らに分かるのでしょうか?