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女子会

2011.04.27

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 巷では、女の子達が集まってお酒を飲む事を「女子会」と言うのだそうでが、我がホームでも毎日のように女子会が行われています。 Sさん91歳・Kさん92歳・Yさん86歳この三人が女子会のメンバーです。 時間があるとSさんの部屋かYさんの部屋に集まり自分の身の上話や職員の話をしています。 特に昨年入居してきた、青森生まれのKさんは、心細さもあったのか毎日朝食の後に「私のマントけさい。家さ帰る」と言い出します。 職員がそれをなだめますがなかなか上手くいきませんでした。 しかしある時、古手のYさんがKさんに声を掛けたことによって、状況は一変しました。 Yさんが自分の生い立ちを話す事でKさんも自分の話をしあっという間に仲良くなり、それにSさんも加わり三人で密談、もとい「女子会」が始まりました。 この事は職員がそうさせようとしても出来るものでは無く、お互い何か感じるものがあるからでしょう。 今ターミナルを迎えるお年寄がおり、お陰で職員はおお助かりです。
 たまに聞き耳をすると、話は毎日同じ話ばかり、話す順番も同じまだまだ頭はしっかりしています。

メッセージ

2011.04.26

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 泣けた、泣けたこらえきれず泣けたっけ! あの娘と分かれた悲しさに、山のかけすも泣いていた・・・。 「分かれの一本杉by春日八郎」、誰も知らないか? キャンディーズ、スーちゃんのメッセージ、衝撃的でした。 普通故人の思いや感謝の気持ちは、葬儀委員長や親族が代弁するものですが、本人の肉声が流れるのはルール違反です。 あれは多くの国民の心に響きました。 病床にありながら、この度の被災者を気使い、多くの参列者に感謝の言葉を述べるなど、普通の人には到底出来る事ではありません。
 以前のブログに、50男の泣き顔が見られるかも知れないと書きましたが、あのメッセージを聞いて泣かない人はいなかったと思います。 本当に惜しい人でした。 春一番とともに大きな思い出を残し、さわやかに去っていきました。 本人の心は残念無念でしょう。  

投票結果

2011.04.25

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 土曜・日曜と美幌に居なく、疲れから早くに寝てしまいました。
今朝、新聞を読み選挙結果を見ると、美幌町民の良識が現れていました。 選挙は水物、蓋を開けてみるまで分からないといいますが正にその通りで、だから選挙は面白くてたまらないという人がいるのも分かるような気がします。 わが町のことは置いておいて、気になっていたのが夕張市長の行方です。 結果は若干30歳の青年に夕張の再生と未来が託されました。 夕張市民は大きな賭けに出ました。 私もそうした事でしょう。 東京都職員の安定した職を辞してまで夕張に対する思いをつらぬこうとする、鈴木新市長の姿勢は素晴しいと思います。 昨日は上砂川に居ましたが、芦別・赤平・歌志内と炭鉱城下町の現状は惨憺たる物がありました。 補助金を受け色んな箱物を作りましたが結果は何処も失敗で、その廃屋だけが無残に残されています。 第二の夕張は他人事ではない話しで、今回当選した議員さん達はしっかり肝に銘じて職務を遂行してください。 

スーちゃん逝く

2011.04.23

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 キャンディーズのスーちゃん事、田中好子さんがお亡くなりになりました。 ワイドショーの街角インタビューでも言っていましたが、私も青春真っ只中のアイドルでした。 三人娘の誰が良いかなどと昼休みの時間に学食でよく話したものでした。 おおよそ、30年前の話しです。 最近彼女は映画・テレビなどに出演し高い評価を受けていました。 私が記憶に残るのは、NHKの朝のドラマ「ちゅらさん」に出演していた、沖縄の働き者のおかあさんを思い出します。 年齢も私とあまり変わりなく同級生が亡くなったようなそんな気持ちです。 学生時代の友、Sはスーちゃんの大ファンと言うより信者、いや勝手に恋人にしていました。 たぶん夜こっそり部屋で一人で泣いている事でしょう。 来週のテレビには50を過ぎたオヤジたちの泣き顔が映るのではないでしょうか。 今夜Sに久しぶりにTELしてみようかと思います。 ご冥福を祈ります。 

4月22日(良い夫婦)

2011.04.22

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 本日、4月22日は「良い夫婦の日」だそうです。・・で11月22日は「いい夫婦の日」で何が違うんじゃい! 普段から良い夫婦のお手本の様な私にはいまさらではありますが、これから良い夫婦を目指す皆様に一言助言をいたします。 まず、会話は少なく最小限にする事、隠し事があるときは陽気に振舞いその場の雰囲気を変える事、ご飯のおかずに文句を言わない事、妻の話は半分以上聞き流す事、極めつけは「亭主元気で外がいい」と言われているように、なるべく家に近寄らない事、これさえしっかり肝に銘じておけば30年は大丈夫、但し定年を向え普段の不摂生がたたり、体が不自由になって介護が必要になった時に妻がそばにいる可能性は低いもの・・・もとい、限りなく0に近いと覚悟してください。 その覚悟さえあれば、毎日がパラダイスです。 そんな私も近頃は軌道修正が必要と思っています。 そうでなければ最期は無縁仏になってしまうのではないかと危機感を思っている今日この頃です。 手遅れと言う言葉は私にためにある言葉でしょうか?  

舌戦スタート

2011.04.21

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 統一地方選挙の最終戦、町長・町議会議員選挙が始まりました。町長は無投票で決まり、問題は町議会議員の選挙です。 美幌町の町議会議員の質の悪さは網走管内でも屈指のものです。 そんな賞味期限の切れた町会議員に町民は呆れていて、冷ややかな視線を送っています。 選挙はすでに終盤戦、議員の中には選挙後の議長のポストや委員長のポストを水面下で調整しているぐらいです。 その様な人達が政権公約で医療・介護・福祉を訴えても何にも伝わりませんし伝わるわけが有りません。 とは言え私はすでに不在者投票を昨日入居者のHさんと済ましてきました。 本日広報に「一票でつくる、美幌の夢・未来」と有りましたが、私は「一票でこわす、美幌の夢・未来」と書き換えた方がよいのではないかと思いました。 書いているうちに悪い奴らの顔が浮かび、腹立たしくなってきたので今日はおしまいにします。    

山ガール

2011.04.20

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 最近流行りの言葉に山ガールと言うのがあります。 若い女性で山歩きをする人達を言うのですが。 私のホームの職員にも山ガールがいます。 年齢67歳最年長者ですが、パワフルで何を食べたらこんなに元気なのかと思うくらいです。 その彼女の趣味は山歩きと言うより山菜取り(ある意味山ガール)、この時期が来ると仕事の前に山、仕事の後に山です。 お陰でホームには山菜が沢山来ます。 先日も山わさびを持ってきたので、お年寄と一緒に熱いご飯にかけて食べました。 その美味しい事、私は山わさびを食べなければ春になった気がしません。 これからは、フキ・こごみ・ぜんまい・うど・ぎょうじゃにんにく等山菜が集まります。 彼女は自分で食べるのもそうですが、他人に配って歩くのがまた好きで、貰った人によっては後始末に困る人もいます。 しかし、彼女にはそんなのかんけいない! そんな彼女も一度クマに遭遇しもうダメかと思ったとか・・・でもクマも賢くこいつは煮ても焼いても食えないと判断したらしくその場を去っていったと言います。 とんだ我がホームの山ガールの話でした。
 

地下通路

2011.04.19

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 大通りと札幌駅を結ぶ地下通路を歩いて見ました。 一言で言うと便利だなあ~と思いました。 冬の札幌の道路は歩きずらく、頭上から氷が落ちてくるなど危険もありましたが、これからは安心して歩く事ができます。 この事で地下鉄の乗車率が下がるのではないでしょうか? 札幌駅近くにお勤めの方やその逆もありで、一つ前の駅で地下鉄を降り、歩いて出社する方が増えそうです。 
 最近、健康志向の方が増えてきて、ウオーキングには最適の場所です。 現に夕方ご夫婦でジャージ姿で歩いている方が居られました。 都心のマンションに住まわれている方でしょう。 そのうちストリートミュージシャンや路上パフォーマンスをする方が現れ、休みの日などは、益々にぎわう事になるでしょう。 私が行ったときに北海道のアスリートの方が募金を行い、その方々の写真も貼り出されていました。 色んな可能性が広がる空間が出来て今後が楽しみです。 ただ、空気は悪いのでマスクは必要です。

開設記念日

2011.04.18

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 先週は、身内の葬儀で岩見沢・ナルクの研修で札幌、おまけに開設記念日と忙しい一週間でした。 今年の開設記念の行事は少々自粛して行いましたが、ご家族や日頃お世話になっている町内会の方々がお見えになりにぎやかなものになりました。 何と言ってもメインは食事で、私のへたくそな手打ちそばを皆様に食べていただきました。 総勢50人前のそばとそばつゆを私とケアマネの茂木君、そば仲間のお手伝いをいただき、無事に作る事が出来ました。 準備に時間がかかってもあっという間に完食し、物足りなさを感じているようでした。 それでも笑顔で食べてくれるのは、作ったものにとっては一番のご褒美です。 あの笑顔を見るとまた作りたいと思います。 本音はちょっとだけだらけたいのですが、なかなかそうも行かないのが現実です。 

ところ変われば・・・

2011.04.14

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 昨日は身内の不幸で岩見沢に行っていて、ブログをお休みしました。 そこで岩見沢の葬式事情をちょっと・・・。 ところ変われば品変わるといいますが、お葬式の形も大きく様変わりしている様に思えました。 今回は家族葬で行ないました。 大叔母は地域の古顔でご近所も大勢いましたが、町内会のお世話にならず、斎場に全て任せる事にしたそうです。 確かに町内会役員も高齢で、葬儀委員長挨拶で、じいちゃんが死んだのかばあちゃんが死んだのか分からない挨拶をする人を私は見た事があります。 その点、プロに任せるとつつがなく事が進みほっとします。 夜、親族が飲んでいる時にこんな話しが出ました。 最近はお棺の蓋を釘で打たないで、帯のような布で留めると言うのです。 その帯の裏には、親族皆が一言添え書きをするのです。 感謝の言葉や思い出などです。 その言葉に包まれて送られるのです。 これは良いと思いました。 せっかく永久の眠りに付いたのに、ガンガン釘の打つ音は昔からイヤでした。 でもなぜ釘で打ちつけるのでしょうか・・・?誰か教えて。 明日も休みます。

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