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アルツハイマー改善

2010.05.04

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 軽症期のアルツハイマー患者にビタミンB12と葉酸を投与すると症状が改善されるとの記事がありました。 元々葉酸とビタミンB12がアルツハイマー病の危険因子とされるホモシスチン?(必須アミノ酸の老廃物)の血中濃度を下げることは従来の研究で明らかになっていたのだそですが、患者に集団投与したのは初めてで、一年間投与した結果、現在アルツハイマーの進行を遅らせるために使われている「アリセプト」よりも良い結果が出た事は非常に朗報で、今後大いに期待できます。 しかしこの結果は初期のアルツハイマーには効果がありますが、中期以上になると効果が出なかったようで、ガンと同じで早期発見が大事だと記事にはありました。
 初期のアルツハイマーを見つけたり、診断する技術の進歩も同時進行で行かないといけないようです。