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フリーズドライ葬

2010.05.22

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 フリーズドライと言うと、カップラーメンの野菜などを瞬間冷凍し、お湯を注ぐと元の野菜に戻ると言う事をイメージしますが、ここで言うフリーズドライとは「フリーズドライ葬」と言って環境に優しい葬儀の方法だと言うのです。 確かに最近の葬儀ではダイオキシンの発生のこともあり、副葬品には制限があります。 そこで約10年の試行錯誤を繰り返し、遺体を液体窒素で乾燥凍結させ、火葬後の灰のように細かな粒子にした後、水銀などの重金属を取り除き生分解性の容器に入れて埋葬すると数年後には土に返り、墓地内の植物や樹木に養分を与える事にもなるのだそうです。 究極のエコ葬儀方法だそうです。 来年からスウェーデンと韓国で導入が予定され、他60カ国が興味を示していると言うのですが、テレビでよくあるバラの花を液体窒素に入れて手でつぶすとばらばら?になるシーンを思い出します。 何でもエコが付けば良いと言う物ではないでしょう。 ところで「のど仏」だけは残るのでしょうか?