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置き去り介護

2010.10.27

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 昨晩のNHKクローズアップ現代で、介護保険、置き去り3万8000人と言う題名で放送されていました。 内容は介護保険制度上の不備なのか、保険者の問題なのか、被保険者の問題なのかなんとも言えない問題でした。 現行の制度では介護保険料の未払い者が、介護保険を利用するときはそれなりのペナルティーを科せられます。 
 そうならないために地域包括支援センターが設けられたのですが、それもここ3年の話でそれ以前は窓口がはっきりしていなかった事も問題の一つのような気がします。 昔の人の中には、怪我・病気の費用は自分持ちと言い、保険に加入していない人が大勢居られました。 国も企業もそれを黙認してきました。 その名残で介護保険料を支払わない人も居るようです。 しかし中には本当に生活に困窮して支払えなくても、生活保護は受けてたくないと頑張る人も居り、こういう方を救うには地域の民生委員や社会福祉士の力が必要です。 しかし一番必要なのが地域力です。 この力が弱くなっているのは事実です。 この力を強化しなければならないと私は考えて居ます。