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大地の詩

2011.02.21

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 大地の詩、留岡幸助物語を見てきました。 山田火砂子監督が昨年網走市で「筆子その愛」を上映した時、次回留岡幸助を取り上げ映画を作ると言っておられ興味が有りました。 その時資金難の話しもあり、若干の製作協力費を出したところ、チケットが届き妻と一緒に観てきました。 留岡幸助は日本の社会福祉の先駆者で今で言うところの児童自立支援施設の発案者であり実践者です。 遠軽にある北海道家庭学校の創始者でもあります。 子供が親から虐待を受け行き場が無くなり非行に走る。 その様な子供を一人でもなくしたいという考えから、子供達を引き取り農業や酪農をしながら家族同様に愛情を注ぎ社会に送り出すと言うものです。 彼自身の生い立ちや時代背景も複雑で、今とは比べ物にはなりませんが、非行や家庭に恵まれない子供達が減らない事は残念です。 面白味の無い映画ですが、一度観るのも良いかと思います。 私の好きな女優の笛木優子さんが劇中で留岡の後妻役で出ていて嬉しくなりました。 本当、甘いものと綺麗な女優さんに目がありません。