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困難事例

2012.05.14

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 困難事例とは大袈裟かもしれませんが、新たな挑戦です。 先日退院してきたOさんは急性硬膜下血腫で約2か月入院していました。
 医者からは「ホームでの生活はムリ」と言われたと、家族は肩を落として報告に来ました。 状態は何度か見舞いに行き分かっていましたが、病院の考えと私の考えは違っていました。 家族からは何としてもホームに戻してほしいと懇願されたこともあり、ホームに戻れるためにはどうすれば良いかを病院のMSWや職員と検討し、家族にも戻ってきたときのリスクも話して理解して頂き、11日に退院してきました。 医療との連携では国保病院に訪問医療と看護を引き受けて頂き、経管栄養の指導も受け今のところ無事に経過しています。 まだ本人の力が残っていますので、少しでも口から栄養を取ってもらい、チューブを外したいと思っています。 全体会議でも私の思い、家族の思いを職員は理解し頑張っていますが負担は大きなものです。 焦らずじっくり取り組んでいきます。 必ずこの経験は後々生きて来るものと思っています。