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認知症急増

2012.08.28

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 先日の新聞に認知症高齢者数が300万人を超え2002年の149万人からこの10年で倍になりました。 つまり65歳以上の10人に一人が認知症と言う計算になり、従来の予測を大きく上回る急増で厚労省は今後新たな認知症対策や体制整備が急がれることになりそうです。
 なんでこんなにも推計が狂ってしまったかと言うと、当然考えられるのが急激な高齢者の増加、それに伴い認知症の啓もう活動が広がり、ひょっとしたら自分もそうではないかと、物忘れ外来などへの受信者が増えた事も一要因と考えられますが、それにしても2015年が345万人、25年が470万人になるとはちょっと怖すぎます。
 当然、25年後に私が生きていれば、認知症で徘徊している事は明らかで皆さんの支援を受けて暮らしていると思うのですが、果たしてその時に介護してくれる人材がいるのかが心配です。 認知症は周りに支援してくれる人がいればなんら怖い病気ではありませんが、一人ではどうにもならない病気です。 人材確保が急がれます。