記事一覧

ダウン症

2012.08.31

ファイル 912-1.jpg

 新聞記事に妊娠中の胎児の異常特にダウン症診断が今までよりも安全で確実に出来るとありました。 そもそもダウン症とは何か人の染色体は22対と男女を決める2本があり、そのうちの21番染色体が3本あるために起こる病気を、1866年イギリスの眼科医ダウンが発見しその後ダウン症候群と呼んでいます。 この病気の発生率は1000人に一人で高齢出産になるほどリスクは高く、仮に40歳で妊娠するとその発症率は100人に一人となります。 当然生まれてきた子はハンデを持ち障がい者扱いされるわけで、その前に産むか産まないかを選択できるという事になります。 多くの妊婦がこの検査を受ける事でしょうし、その結果生まれない命も発生するのですが本当にそれでよいかと言う議論も出ており考えさせられる問題です。 私の知人にもダウンの子供がいますが、両親は並々ならぬ想いで育てています。 もう30も半ばでしょうか? 普通に生まれてきたら良いお母さんになっていたのでしょう。 嫌な言葉ですが、「間引き」が簡単に行われそうです。