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NHKスペシャル

2014.08.07

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 7月に放送されたNHKスペシャル「認知症をくいとめろ」をご覧になったでしょうか? NHKでは、認知症800万人時代として定期的に認知症について放送しています。 中でも今回の放送はためになるものでした。 薬の話では、シロスタゾールとインスリンを取り上げていました。 新薬ではなく、今まで認知症とは関係ないところで使われていたものが、初期の認知症に効果があるという報告は一つの光明です。 詳しい話はしませんが、理屈は理解できます。 もう一つは介護の話でした。 「ユマニチュード」認知症の人に人間らしく接するという事です。 基本は4つ、見つめる・話しかける・触れる・寝たきりにしない、介護の現場では当たり前の事ですと和田行男さんは言っていました、入居者全員に毎日この4つをすべて行う事は私のところでは出来ていません。 専従の専門職がいれば別ですが、普通の介護職ではそこまで手が回らないのが現実です。 理想と現実のギャップを感じますが、それに近づこうと努力はしています。 介護の基本を再認識させられました。