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心残り

2014.08.25

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 終末、お天気が気になりましたが、無事に弟子屈新そば祭りが終了しました。 新そばファンが日本各地から集まって、今年初めてのそばの味を楽しんでくれました。 大阪から来た人は、弟子屈の後に幌加内にもいくと言っていましたから、相当のそば好きです。
 当然そばを打つ我々も力が入ります。 そば打ちは楽しいと言うより、一種の修行の様なものになっています。 水回しから切までの間、ただそばにだけ集中し、雑念が入る事はありません。 気が付くと、時間だけが過ぎているのです。 周りは名人と名の付く人ばかりですから、監視されて居る様な妙に熱い視線を感じ、一言言葉を貰うと、エッヘヘ!作り笑いをしながら、全身から変な汗が噴き出ます。 何を言われてもめげない、鉄の心臓が欲しいです。  休憩時にまつり会場を覗くと、高橋名人の店の前だけ、長蛇の列それもとぐろを巻いています。 食べるまでに、約2時間待ったと言う人もいました。 新そば祭りでそば打ちをして、結局新そばを食べないで帰る事があります。 今回も最後の高橋名人のそばを食べる事は出来ませんでした。 心残りです。