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食の安全

2015.05.27

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 今日の話題は、生肉好きには悲しい話になるかもしれません。 厚労省は牛レバーの生食禁止をしましたが、豚のレバー・ホルモン・ハンバーグの生食を禁止する方向で検討しています。 日本人が肉を生で食べるようになり、死亡事故が増加しているのが原因の様です。 そもそも、肉を生で食べると言う事自体、命知らずと言っても過言ではないと、呼びかける人がいます。 生肉・内臓の表面には、食中毒のもとになる大腸菌付着しており、焼くことで菌は死滅します。 また、E型肝炎になるリスクもあります。 ところがテレビの食レポなどで、生焼けのハンバーグや焼き肉などを食べた芸能人が、とろけるとかやわらかいなどと言うものだから庶民はその気になって、つい食べてしまう。 そもそも、肉=高級と言う概念が日本人にはあり、子供の頃焼き肉で自分の焼いてた肉がいつの間にか食べられ、悔しい涙を流した経験から肉を箸で抑えて兄妹喧嘩をした事が、生焼けで食べる事が当たり前になりました。  弱肉強食を勉強するところが焼き肉です。 今後、全ての生肉禁止法が成立すると、焼肉・ホルモン屋は冬の時代を迎えそうです。