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公立高校出願状況

2016.01.28

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 今朝の新聞に、網走管内公立高校の出願状況が掲載されていました。 受験生を持つ親や、本人にとってはとても気になる話です。 第一回目の出願状況ですから、今後変更も出て多少の動きがあるとしても、驚くことは網走管内普通科高校18校あり、その中で定員を満たしているところは4校しかないと言う事です。 他にも工業系商業系とありますが、ほとんどが定員割れしています。 美幌高校にしても、80名の定員に対し57名の出願、倍率0.7です。 少子高齢化の現実を一番身近に感じる数字です。 いっそのこと入学試験など行わず、自分の行きたい高校に入学させても良いと思うのです。 このままでは各町から高校が無くなるのは時間の問題です。
 特に募集定員40名の高校で、出願者が15名、14名の高校は近い将来統合される事は間違いありません。 その町に高校が無いと言う事は、人口流出が起き自治体経済も大きな影響を受けます。 北海道は町村の事情に関係なく、高校再編の大ナタを振う準備はすでにできています。 定員割れの高校を持つ町の人々は、次の一手も打てず、諦めモードで、ただ切られるのを待つのも悲しい話です。
 15の春で泣き笑いするのは受験生ではなく、町民の様です。