2017.05.17
昨日に続き葬儀の話をします。 近頃、葬儀の形態が様変わったのは時代の流れです。 家族葬であったり、直送であったりそれは致し方のない事です。 先日のお通夜の様に、大勢の参列者が来るのは珍しい事でした。 ですから、坊さんが張り切って長いご法話をしたり、葬儀委員長も負けじと長話をするのは困ったものです。 参列した人の半分は高齢者です。 高齢者がじっと座って話を聞けるのは、せいぜい1時間でしょう。 それ以上は無理です。
また、お通夜の時間が6時と言うのも問題です。 高齢者が出かけるのには夕食を摂り、薬を飲んで体調を整えてから出発しなければなりません。 途中トイレに行かないように水分も控えてくるでしょう。 葬儀場まで車で来る高齢者もいます。 夜道は危険です。 この様な高齢者の人たちの事情も考えない長い葬儀は考えものです。 それと、弔電が多いのも困りものです。 義理掛け弔電を全部読み始めるとため息が出ます。 葬儀は1時間以内には終わりたいものです。 都会の葬儀は淡々と進み、こちらが拍子抜けするほどです。 そう、葬儀中に携帯が鳴ったのも、なかなか帰らないので安否確認のために鳴ったのかと想像します。