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国家試験

2018.10.23

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 先日、今年度の介護支援専門員試験、通称ケアマネの国家試験が終わりました。 昨年よりも受験者数が60%も減ったと介護新聞に載っていました。 確か最盛期には8千人くらい受験したと記憶しています。 試験が終了すると、問題の傾向と解説が発表されます。 今年の問題は前年よりも難易度は高めだった言います。
 それは良いのですが、問題そのものが選択肢に困る、難問・奇問を出すと言うのは如何なものでしょう。 そもそも、試験のスタンスが違っているのです。 合格者を増やしたいのか、現状維持なのか良く分かりません。 世間を見ると、ケアマネは不足しています。 試験で一定の知識があればOKで良いでしょう。 問題も介護保険の解説書から出すので十分です。 現場で難問・奇問に出くわす事はなく、その時はチームで解決すれば良い事です。 問題を作る人間の方が、どうも心の病に罹っている様に私には思えます。
 私もいろんな国家試験を受けてきましたが、自分の勉強不足で落ちたのなら再度当選しますが、そうでなければパスです。 国家試験に「ひねり」はいりません。 その問題が○か✖で良いのです。
合格してからも、勉強は続くのですから。