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追悼の日

2019.03.11

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 今日は3・11、8回目の追悼の日です。 8年前のこの時間8:45分(私が今書いている時間です)は、誰もがこの後に来る大地震を予想だにしていませんでした。 いつもの様に、子供を幼稚園・学校に送り出し、大人たちは仕事に就く時間です。 それが、午後2時45分には、老若男女を問わず多くの人の命と、ふるさとや文化・産業を失いました。 日本人は戦争に負け、焼け野原になっても奇跡の復興を遂げましたが、この東日本大震災は様子が違います。 今朝のテレビでも津波を防ぐ巨大堤防は出来ても、そこに住む人が帰って来なかったり、未だに行方不明の親族を探している姿は、痛堪れません。 岩手に毎年ボランティアに行っている仲間からの報告でもそうでした。 高齢化社会に追い打ちをかけたこの震災は、地域の活力を削いでしまいました。 国は復興支援を進めていますが、地元の人は「笛吹けど踊らず」です。 今日、平成最後の追悼式が行われますが、遠くにいる私は何をして良いのでしょう。 まずは、震災発生時間に亡くなられた方々に向け、黙祷をする事だけでしょうか。 今日の天はどんよりした曇り、この後雪が雨になるかもしれません。 お天道様も、空気をよんでいるみたいです。