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1547人

2019.03.15

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 昨日の新聞に、特養・老健で昨年1547人が亡くなった記事を読み感慨深いものがありました。 特養が全国に1万100か所60万人か入所し、老健は4300か所36万人入所していると記事にはあり、特養772か所で1117人、老健275か所で430人亡くなっています。 この調査に対する報告義務は任意の様で、今出てきた数字が多いか少ないかは言えませんが、鵜呑みにする事は出来ません。 今のところ特養・老健だけ調査を行ったようですが、介護施設全部と言うとこの数字の桁が一桁上がるように思います。 死亡事故の一番は誤嚥・転倒ですがこれについては、確実な予防策はありません。
またこの調査結果から、国が事故防止策を作成するとも思えません。 この調査に応じた施設は、入所しても大丈夫な所だと私は思います。 問題になるのは、この調査に回答しなかった施設です。
特養などは社会福祉法人が行政が運営し、お国から優遇されていながら、調査報告に応じたところが772か所と言うのが、介護業界の闇の部分だと思います。 お国も正確な調査を実施するなら、罰則を設けて行うべきです。 ただ、正確な数字が出ても、役人が数字を操作するのでは意味がありませんが・・・。