2019.11.29
東京都内で救急車の緊急搬送についてのルールが変わるりそうですね。 すでに広島・埼玉など全国100の消防本部で実施しているので、遅くない時期に地方でも取り入れていく事でしょう。 要は、病院に搬送し延命措置を行わないと言う事なんですが、緊急搬送して何も行わないのならなぜ119番通報するのかと言う話です。 現在のルールでは心肺停止していて、患者が蘇生を望まなくても、家族が慌てて119番通報した場合、駆けつけた救急隊は消防法などの規定で、救命活動を停止できないとなっています。 これからは心肺蘇生を望まない、終末期患者さんを緊急搬送する際、掛かりつけ医師に電話するか、本人の生前同意を医師に告げていれば、蘇生を中止し医師が自宅で死亡を確認する様にするガイドラインを検討したのです。 以前NHKで放送されたのは、高齢者が緊急搬送され、一命をとりとめその後延命措置をされて生きながらえているニュースがありました。 本人家族は延命を望んでいなかったと言いますがルールに従った結果です。 ホームでも同じ話があり、家族との話し合いがもたれています。 穏やかな最期を迎える準備は、元気なうちにしとく方が良いでしょう。