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えげつない相撲

2021.07.19

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 名古屋場所は白鵬の復活優勝と成りました。 私も結びの一番を見ましたが、後味の割ものでしたね。 解説の元横綱北の富士曰く、「えげつない相撲を取りました」は言いえて妙でした。 私もまったく同感です。 立ち合い、張り手にエルボ、途中は殴り合いとても横綱が取る相撲ではありません。 そして最後は雄叫びを上げる始末です。 それだけ勝負にこだわったと言えば聞こえは良いですが、日本人力士が守ってきた相撲道からは、大外れです。 
前日の高安戦もそうでしたが、仕切り線を離れ、土俵際から立ち会うなど、幕下力士じゃあるまいに、正気の沙汰ではありません。 八角理事長も苦言を呈していますが、そんな言葉もどこ吹く風の最後っ屁。 相撲ファンをガッカリさせる取口ばかりです。 中には復活優勝に涙する人いるでしょうが、私は横綱として認めません。
 照の富士の横綱昇進に、チャンが付きましたね。 本割で白鵬に張り手と言うより、ビンタを食らった時に照の富士の目が変わりましたよね。 正攻法で相撲を取れば、どちらが勝っても負けてもファンは暖かい拍手を送ったはずです。 ほんと、昨日の晩御飯がマズかったのは、私だけではないでしょう。