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うなぎ神話

2021.07.29

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 昨日は土用の丑の日。 うなぎを食べましたか? 私はスーパーのうなぎを美味しく頂きました。 NHKの新日本紀行でうなぎにまつわる興味深い話を放送していました。 北海道の人は、あまりうなぎに興味はないと思います。 特に道東地方ではうなぎと言うより、八つ目うなぎの方がメジャーかもしれません。 うなぎを食べると精力抜群と言いますが、私的には全くピンと来ない話です。
 しかし、本州の人達は老若男女を問わず、この時期うなぎが食べたくなる様です。 で、話は「うなぎ登り」意味は諸説ありますが、うなぎを掴もうとすると上に登っていく姿や海から川に上り川が無くなれば、岩の上を登っていく姿が縁起が良いと言う事で、人気が出たそうです。 また、江戸時代うなぎは貴重品で島根の安来から大阪までうなぎを活きたまま運ぶために天皇家の御旗を付けるのを許されたと言います。 約一か月ほどかかり運んだそうです。過酷な仕事ですが途中死んだうなぎを食べ精力を付けたと言います。 また、うなぎを神様の使いとして、口にする事はしないと言う地方の言い伝えも紹介され、勉強になりました。 たかがうなぎ、されどうなぎの話。 再放送があれば、必ず見るべきです。