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有頂天

2011.09.28

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 今日も抹香くさい話です。 仏の教えに十界と言うのがあります。 六道とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天を言い、四聖合は声聞・縁覚・菩薩・仏を合わせて十界。 人が無明煩悩の迷いの世界をぐるぐる堂々巡りをして抜け出せないのが六道輪廻と言うのだそうです。 そこを抜け出せると先ほどの四聖にたどり着き悟りの世界に行きます。 六道の中の「天」は何かと恵まれすぎて、心におごりが生じた慢心の世界の事で、その慢心の極致を「有頂天」と言い、おごり高ぶり怖いもの知らずのやり放題の世界です。 しかし有頂天には長い事住んでいられず、いつかは落ちてしまいます。 そのもうこれ以上落ちていけない所が地獄の果てでそれを「奈落の底」という事になります。 周りを見るとその様な人がいっぱいいます。 最たるものが政治家、大臣になり有頂天になって口が滑り奈落の底に落ちる。 仏の教え恐るべし! お金や地位・才能は無くても心清らかにつつましく、人を偽わらず裏切らず、心静かに微笑みを絶やさない生き方を、今日からでもしたいものです。