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看取り

2012.06.14

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 昨日、中標津で行われた看取り研修に参加してきました。 講師に札医大保健医療学部看護学科非常勤講師を歴任された遠藤美津子氏を招いてターミナル研修となっていましたが、講演内容は看護の立場からの在宅の看取りの話が主でした。 その話の内容は在宅看取りの条件や取組、緩和ケアの原則、グリーフワーク、死後の処置までと盛りだくさんでしたが、4時間の研修がアッと言う間に過ぎてしまいました。 グループホームの看取りで亡くなった後の清拭の時に雑巾バケツで水を運んできたとか、グローブの代わりにピンクやブルーの台所用ゴム手をはいて来たとの話には驚きと笑いが出ましたが、分からない話ではないと思いました。 死の尊厳から教育しなければならない様です。 また、ブレイクタイムに「一粒の種」と言う歌を紹介してくれました。 46歳の末期がんの青年が高齢の両親を思い一人で闘病生活を送っている時にある看護師に自分の思いを話したのがきっかけで出来た歌です。 良い歌でした。 年末の紅白に出したいくらいです。 トイレの神様など問題ではないと思いました。 もう一度じっくり聞いてみたいです。