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幼馴染

2012.07.17

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 小学校の頃よく遊んでいた男の子がいました。 共働きの我が家は学校から帰っても誰もいなく、その子ともう一人を加えて3人でよく、かくれんぼや探検ごっこをしたものです。 その子の家は商売をしていて倉庫や工場があり遊ぶには持ってつけでした。 またその頃は景気も良く、遊びに行くとおやつも出してくれたので私にとってはこの上なく都合の良い家でした。 今と違ってテレビゲームが無いので、遊びは自分たちで考えたものです。 そんな彼とは中学が別々になって疎遠となり、一人息子の彼は家業を継ぎ町内で顔を合わせても会釈をするくらいでした。 彼は生涯独身を貫き、地域の子供たちの面倒をよく見て、子供たちの慕われていました。 そんな彼が先日亡くなった事を知り、驚きよりも寂しさがこみあげてきました。 昨晩も布団に入ってから、あの頃の事を思い出していました。 今とは違う意味で楽しかった。 先に行って面白い遊びを探しといて下さい。 享年56歳死ぬにはまだ早い!