2013.02.01
スポーツ界の暴力問題下火になるどころか、炎上中です。 東京オリンピック誘致選考を前にしているのと、その火元がお家芸の柔道とはあまりにもタイミングが悪すぎです。 以前にも書きましたが、スポーツ界でこの手の問題は、監督と選手、親と監督、親子の間でも暗黙の了解でした。 この問題、スポーツに限らず、あらゆる処で同じことはあります。 昔から、師弟関係や、上下関係があれば必ず起こる事です。 それを口にするか我慢するかの差です。 昔の人はそこをグッと我慢し、師匠を乗り越えたり、悟りを開いたりしました。 お釈迦様だって可愛い弟子たちに難行苦行を強いましたが、暴力は振いませんでした。 弟子たちもそれを苦にせず黙ってついていきました。 それだ本当の師弟関係だと思います。 師と仰いだ以上何をされてもがあっても付いていくぐらいの覚悟は必要ですが、嫌なら黙って去って行き次の師匠を見つければ良い事です。 飛ぶ鳥跡を濁さずとも言うではありませんか。 詰る所、人格の出来ていない指導者と覚悟の無い選手が出会ってはいけないという事でしょか。