2013.02.14
今月初めの札幌での研修の内容は、グループホームにおける苦情に関する研修でした。 北海道には約900近いグループホームがあり毎年さまざまな苦情が、北海道福祉サービス運営適正化委員会に寄せられます。 昨年は10件の苦情が寄せられました。 10件は少ないと思われるかもしれませんが、公に寄せられたものだけの話です。 個々には相当数ありますが出て来ないだけの話です。 グループホームと家族間でのトラブルは増加しています。 また、その対応の悪さも問題です。 こんな例があります。 「転倒を想定した責任回避の誓約書」と言う話です。 転倒を繰り返す入居者家族に施設から「まだここにいますか、いるのであれば誓約書を書いてほしい」と言われたそうです。 内容は転倒、打撲の事故があっても責任をGHに負わせない事を誓うと言う事です。 結果は誓約書の撤回、職員からの謝罪となりました。 当たり前の結果です。 この様な施設は一部の者だけと思いたいのですが、長崎の火災の様に経営者の怠慢、職員教育の不備、そんな事業所ゴマントあるのは悲しい話です。