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キャバレー

2013.03.02

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 ミカド・エンペラー・ハイツと聞いて、はっと思いつく方はススキノの町を目をつぶっても歩ける方でしょう。 そう、キャバレーの名前です。 昭和の遺産・サラリーマンのオアシスなどいろんな形容詞で語られてきましたが、その最後の砦クラブハイツが営業を終えました。 父が現役時代仲間と札幌に行けば、必ずキャバレーのお世話に成りました。 私も20代にはお世話になりましたが、あの何とも言えない独特の雰囲気は忘れる事は出来ません。 普通入店するには背広ネクタイですがキャバレーは長靴・ジャンパーでもKO、その飾らない雰囲気が好きでした。 ホステスさんもいろいろ、若い娘やオバサンと世間話に花が咲き、お酒を飲んで歌謡ショーを観て、それでいてお手軽な料金。 正にオアシスでした。
 また、細川たかしなどキャバレーから出世した人や、一発屋歌手が歌ったりと華やかなものでした。 入口の看板には何々団体ご一同様と張り出され、よその団体同士が知り合いで盛り上がったりとホント昭和の良き時代が、また一つ姿を消しました。