2013.03.14
新規入居者さんが入いると、その人なりを知るために、色んな話をします。 しっかりした話をする時ばかりではなく、過去に戻った時の話は重要で聞き落すことは出来ません。 その人の一番輝いていた時の記憶がよみがえり、生き生きと話しをします。 職員はただ相槌をうって聞いているのではなく、その時の記憶の引き出しをもっと開けてあげるのです。 それをするのが専門職です。 そこに出て来るエピソードは、その人がホームで安心して暮らすための大事なアセスメントとなり、環境が変わり不安な心を落ち着かせることになるのです。 近頃のグループホームは2極化し、基本を守り介護するところ、アセスメントもせずケース会議もなく、職員が見守り排泄・食事の世話等、時間内の業務を淡々とこなし帰るそんなホームが少なくないと言うのです。 グループホームと言うものが出来て約15年もう一度、原点・足元を見つめる時ではないかと思います。 経営者・職員・入居者、誰のためのグループホームなのでしょう?