2013.04.24
今朝の道新に北見で起きた介護疲れからの殺人事件が載っていました。 何とも残念な記事で、介護・福祉に関わる人たちにとっては少なからずショックな出来事です。 この様な事件が起こらないようにと、日々地域で活動している人たちの思いは届かないものだという事も分かりました。 ご近所の人たちも、まさか・どうしてと言う思いのようです。 しかし本人の口からは、介護疲れのSOSのサインは出ており、それをきちんと受け止められなかったのは、あそこの家は大丈夫と言う確信の無い思い込みが働いたからです。 介護者は精神的に相当追い込まれていたのでしょう。 衝動的に起こった事故だと私は思います。 通常、介護にばかり目が行きますが、介護者のフォローこそしっかりやるべきなのだと改めて実感しました。 今後事件の真相と対策が検討される事でしょうが、この教訓を忘れることなく、地域の見守り・声掛けの地道な活動を通してサインの見落としがない様にするしかないと考えます。