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認知症サミット

2013.12.12

 ロンドンで主要8か国の担当大臣が集まり、認知症サミットが開かれました。 深刻化する認知症について各国の状況や新薬の開発原因の解明などを、2025年を目標に解決すると言うものです。
 開催国のロンドンも認知症が社会問題となり、国を挙げて対策を講じています。 主要8か国の中でも日本は認知症においての先進国(嬉しい話ではありません)ですから各国が注目しています。 
 日本はオレンジプランの取り組みを説明した様ですが、まだまだ十分なものとは言えません。 また、日本と同じく少子高齢化が急速に進んでいる中国も、日本の介護ノウハウを研修しています。
 すでにビジネスとして海外進出している大手介護事業所もあり、ますます介護の重要性が世界的に認められています。 先日の研修会でも製薬会社から10年後には認知症新薬が発表されると言う情報もありました。 この厄介な病気に世界中が本気で取り組むとなった事は、介護者である家族にとって喜ばしい話です。