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大岡裁判

2014.07.18

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 現代の大岡裁判とも言うべき判決を最高裁が示しました。 「血縁の親」か「育ての親」か・・・。 結論は民法772条「妻が結婚中に妊娠した子は夫の子と推定する」を基に、血縁は無くても育ての親が親であると言う事です。 簡単にDNA鑑定で、99.999%親子関係が分かる時代に、血縁ではなく法律で親子関係を決めると言うのは、今後賛否両論が論議される事でしょう。 病院で間違えたのならともかく、現代の「妻のモラル」はどうなっているのでしょう。 好きでもないな男と結婚生活を送りながら、好きな男の子を妊娠し出産、好きでもない男子育てをさせ、挙句に離婚して子供と一緒に好きな男の処に行き、親子関係の無効を訴えると言う神経、私の頭では理解が出来ません。 こんな育ち方をした子供の行く末が他人事ながら心配です。 今回の判決は安易に結婚する事に警鐘を鳴らしました。 そう、先日行った北鎮館の中に、屯田兵が上司に結婚の承諾を願う手紙がありました。 良い文章でした。 結婚と言う物は厳正なものです。 昔の人が聞いたら、刀を振り回すにちがいません。