2015.01.20
近頃、高速道路の逆走事故のニュースをよく耳にしませんか。 ドライブレコーダーも普及し、事故の瞬間をテレビで見ると思わず身を避けようとしてしまいます。 逆走をするのは高齢の男性ドライバー、そして認知症が疑われると言います。 佐賀の事件では当事者は88歳「どこから来たのか、どこに行こうとしていたのか」分からにと話しています。 幸い大事故にはなりませんでした。 また、大阪では77歳の男性が大阪から鹿児島まで行くつもりが逆走し、5人の死傷者が出ています。 男性は元大型観光バスの運転手で07年にアルツハイマー型認知症と診断されています。 取り調べに、運転中に自分がどこを走っているか、頭がぼうっとしていまったと話しています。 運転好きが認知症になると、こうなるケースが多く、高齢者から運転免許証を取り上げるのに家族は相当苦労しています。 特に認知症初期の混乱期にこの話を持ち出すと、修羅場と化すことがあります。 高齢ドライバーの免許更新には、高いハードルが必要と考えますが、北海道では病院や食料買出しに車は欠かせません。 実に悩ましい問題です。