2016.05.24
三菱自動車の不正問題は、岡山市総社市にある障がい者施設にも大きな影響を与えています。 自動車産業はすそ野のが広く総社市にも、40社ほどの下請け企業があると言います。 その中に、障がい者の就労支援A型B型を行っているところが、15社のうち6か所あり、受注量が減ったり全くなくなった処が出ています。 彼らの職場は5次下請けと言いますから、私達が目に付くような仕事ではないのですが、彼らにとっては死活問題です。 彼らが一月働いて頂く給料は、5万円程度です。 各事業所は、代わりの仕事を探していますが、簡単な事ではありません。 何ら落ち度のない人達、特に障がい者の人たちが、三菱自動車の不正問題で犠牲になる事は、悔しく納得のいくものではないでしょう。 同じ事が、スズキ自動車の城下町でも起こりそうです。 企業の都合で一番先に切り捨てられるのは、弱小下請けです。 5次下請けとなればなおさらです。 障がい者自立支援法が出来ても、障がい者の方たちが置かれている立場は少しも変わっていません。 障がい者を支える家族も高齢化しており、子供たちの行く末を案じている方大勢います。
三菱のボンクラ経営者、彼らの生活補償を考えなさい。