2016.05.26
陸上自衛隊で起こった、空砲と実包の取り違え、笑い事では済まない話です。 自衛隊関係者の声では、ありえない・深刻だ・前代未聞などのコメントが出ていますが、どの様な取り扱いをしたらこの様な事が起こるのか、真相解明が急がれます。 配られた実包79発は、アッと言う間に発射され運よくと言うか、射撃者の腕が良くなかったので致命的な事にはなりませんでした。 まともに当たれば、79人の死者が出てもおかしくないほどの銃弾です。「不幸中の幸い」とはこの事です。 新聞で見るかぎり、実弾と空砲の形状は明らかに違い、区別がつきそうなものです。 夜間の訓練でない限り、この様な事は起こらないはずです。 それとも端から何の疑いも無く装填してしまったのか、だとしたら怖い話です。 美幌の駐屯地にも射撃場がありますが、この様な事故の話は聞いたことがありません。 また、射撃訓練を行うにしても厳重な監視下のもとで行われています。 単なるヒューマンエラーだとしたら、再教育が必要です。 関係者には厳正な処分が下されるでしょうが、第三者に被害が及んでいたら、沖縄の話ではなくなります。 不幸中の幸いとはこの事を言うのでしょうか。