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低所得

2016.08.17

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 「低所得」の文字が目に入り読み進めていくと、格差の大きさに愕然とします。 低所得=介護現場の職員給料をイメージします。
 では介護現場で一番給料の高いところは、勿論特養です。 ある求人会社の調査では¥302,680次に老健¥291,300、GHは¥243,380とありましたが、最低は14万円から最高は21万円とありました。  平均年齢43歳、勤続5年でです。 月額24万円貰っても、年間288万にしかなりません。 地方であればまだ下がります。 独身男性の介護職員が家庭を持って生活するなど、夢の話です。 国は最低賃金を24円引き上げて、全国平均を822円としました。 2002年以降最も高い水準になったと言います。 現在の最低賃金は798円で最も高い東京では907円、沖縄では693円です。 例え時給が1000円となっても、一日働いて8000円、一月25日20万円、一年働いても240万円です。 諸々手当が付けば300万に到達するでしょうが、そこから税金・保険料を引かれると結果はご存知の通りです。 介護職員は低所得から脱する事は出来ない様です。 また、国は秋から保険料をまた上げます。 事業所・本人の懐からお金を抜き取るのです。 介護職員はいつもやられっぱなしです。