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薬売り

2018.04.17

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 富山に行き覚え違いがある事に気が付きました。 富山生まれの母方の祖母が教えてくれたのは、越中富山の萬金丹と教えてくれましたが、本当は越中富山の反魂丹、鼻くそ丸めて萬金丹、それを呑むやつあんぽんたんと、巷では言うそうです。 但し、伊勢には本当に萬金丹があり、同じ丸薬です。 富山の薬売りが自分の処の反魂丹の方が優れていると触れ回ったせいでこうなったのでしょうか。 富山の薬の始まりは、富山藩主前田正甫が江戸城で岩代三春藩主秋田輝季公が急な腹痛を起こしたとき、持って居た反魂丹を与えたところたちどころに治まった事で名が知れ、当時財政難だった藩の立て直しに、反魂丹を全国に行商してとあります。 昭和9年には1万4千人程行商人が居り、その頃がピークだった様です。 ですから、富山城址には、前田正甫公の大きな銅像があり、富山藩中興の祖と言われていますと書いてありました。 市内のビルには製薬会社の富山支社が入って居たり、地元の製薬会社ビルなどもあり薬の町である事は確かです。 しかしながら、金沢藩の分家なので、肩身の狭いところもあるようです。 その他の産業も栄えた居たので、大空襲に遭い多くの人命も失なわれた過去もあります。