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入居者会話

2011.10.05

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 近頃2階のお年寄りたちの会話が面白いので紹介します。 ミツノさんは大正8年青森生まれの92歳、しかし本人はその意識は全くなく、職員との会話で自分が92歳だという事を聞くと目を丸くしてどうしようという顔をします。 いつの間に自分がそんなに年を取ってしまったのか困惑しています。 そのうち笑い出して仲の良いフミエさんに「あんた、なんぼさなった?」と聞きます。 フミエさんも年がわからず「わっちは、ごじゅ~・・・」そこで職員に86歳だと言われ、これまた困惑顔。 こんな話の中にヨサクさんが入ると一層訳が分からなくなります。 ある日私にヨサクさんが昼食の時「親方、俺はもう長く生きられない」と言います。 どうしてと聞くと少々頭痛がするとの話、昔家族が頭が痛いと言ってコロッと死んだと言うのです。 だから俺はあと100生きられないといいます。 という事は今が95だから、あと100年生きるという事か?そうすると195歳まで生きればりっぱなギネス物・・私の頭が痛くなりますが、こんな楽しい話なかなか聞けるものではありません。