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発明対価

2011.10.26

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 「テプラ」と言う言葉を聞いたことがあると思います。 ファイルなどにタイトルを作るときに使う機械の事です。 それを発明したブラザーの元社員と社員が発明対価について提訴してその結果が出ました。 二人はその対価として4億を求めていたのですが一審では3700万、二審では5600万その時裁判所はブラザーが二人の発明で3000億以上の売り上げがあったと認定して少々金額に色がついたのですが、結局最高裁では5600万で確定となりました。 確かに世に出るまでの開発費がどれ位かかったかはわかりませんし、二人がいくらの給与を貰っていたか分かりませんから一概に多い少ないは言えませんが、単純に3000億以上の売り上げがあったと聞くと少々少ないのではないかと思います。 この様な話はLEDライトを発明した人も同じで、その人は今海外で研究しています。 やはり日本は発明に対しての評価が低いという事でしょう。 果たしてこの裁定皆さんはどう思いますか? ちなみにこの二人が提訴する前に会社から貰った報奨金は24万だそうです。