2012.09.06
子どもの頃、母方の祖父母の家に行くと、ばあ~さんにお前は「だはんこき」だね~、と言われた。 特に食事などあれが嫌だこれが食べたいと、力いっぱい「だはんこいて」いました。 それでもじい~さん、ばあ~さんは初孫の事もありニコニコ聞いてくれた記憶があります。 話はホームのヨサクさん、気さくで頑固者のじい~ちゃんです。 今美幌は秋祭りの真っただ中、昨日も皆でお祭りに行こうと言うと、「オラ、行かねエ~」と始まった。 理由を聞くと、「誰もいなくなって火事でも起きたら大変だから俺が留守番するんだ」とのたまう。 こうなったら牛馬と一緒でテコでも動かない、職員が楽しいとか美味しいものがあるとかそんな言葉は馬耳東風。 そこで思ったのが、「だはんこき」子供帰りと言うか思い込み、夕方になれば何もなかったかのように皆と話し込んでいます。 昔、じい~さん、ばあ~さんがニコニコ笑って私を観ていたことを思い出し、私もヨサクさんを観て笑い出したくなりました。
「だはんこき」「だはんこく」はレアな北海道弁だそうです。