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表現の自由

2014.02.01

 物議を醸しだしていたテレビドラマ、「明日、ママがいない」の内容が変更になるようです。 題材が児童養護施設の子供たちの話で、芦田マナちゃん他子役が主演のドラマです。 放送直後から批判が相次ぎ放送局も防戦一方でした。 2話ではスポンサー名を出さなくなり、3話目終了後白旗を掲げる事となり、4話目以降は脚本を変更するという事になりました。 私も見ましたが、こんな話もアリかなと思ったぐらいです。 介護を扱った、任侠ヘルパーの時にはどの団体も抗議はしませんでした。 私は、レベル的には同じ様なものと思っていましたが、あのドラマを見た子供が情緒不安定になったとか、死にたいとか言い出したと言います。 だったら、見せるな!と言いたいのですが、なんか「臭いものには蓋」と言うか、「知られたら困る」的な感じがします。 最後まで放送してしてから批判しても良かったのではないかと思います。 今回は関係団体がスポンサーとテレビ局に相当圧力を掛けた結果です。 そもそも「表現の自由」とは憲法で定められたもののはずですが、放送局も商売、お金が絡むと信念も曲がるという事です。