2014.02.25
グループホームを開設して約9年、その頃は認知症の話が全盛期、認知症の講演会を開くと会場は満員御礼でした。 近頃はその認知症の正しい知識と理解がされた事で、そのブーム去った様に思えます。 その代り、認知症の人や家族が、その地域で最期まで安心して暮らせるための地域力向上の取り組みに変わってきました。 しかし、地域力これを向上させることはなかなか容易な事ではありません。 地域によっては高齢者や認知症の人が大勢いても、肝心な世話好き・おせっかい屋さんがいないところが、多々見られます。 向こう三軒誰が住んでいるか分からないところもあります。 もっと言えば、お葬式も地域の世話にならず、ひっそり終わらせてしまうそんな時代になりました。 地域の中で孤立している高齢者が増えている現実があります。 23日に行われた講演会でも、認知症+予防+地域力UPこれからは、このセットで取り組まなければならないとつくづく感じました。 幸い23日講演会には、志の高い人たちが集まられ、地域の暖かさを感じる事が出来て嬉しかったです。