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359人

2014.02.04

 359人と言う数字は2012年、認知症で行方不明になった後、死亡が確認された人の数です。 行方不明のままの人は、219名ですから死亡していると仮定すると、合計578人と言う数字になります。
 発見場所は、山林・河川用水路、空き地路上と言うのもありました。 ところでこの数字、多いのか?少ないか?・・・。 私的にはこの数字は少ないく、実際はもっと多いと思っています。 昨年の行方不明者の届け出は、全国で9607人で一番が大阪2076人、次に兵庫1146人、なぜ関西に集中しているのかは良く分かりません。
 行方不明の届け出で、北海道は福島・長野・兵庫と同じく14名だそうですが、この数字も少ないと思います。 認知症の人の場合行動範囲も広く、1月に行方不明の大阪の男性が、22日後に函館のパチンコ店で保護されたと言う事例もあったそうです。 確かに元気な人は疲れ知らずで、どこまでも納得するまで歩きます。 これは私も経験しましたので良く分かります。 この調査、東京センター永田先生と釧路のたんぽぽの会が行ったのですが、隠れた数字がまだある様に思えます。