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好み

2014.09.22

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 人の「好み」は、千差万別・十人十色と言いますが、土曜日に行った、私が属するボランティアの会の人たちに、新そばを食べてもらったところ、如実にその結果が出ました。 要は、そばの太さの話です。 打ち手は、私を含めて3人、分担してそばを打ったのですが、一人のそばの切幅が太くなりどうしたものかと思いました。 おおよそ、7人前のそばが割り箸ほどの幅になりました。
 時間になり、会場に仲間が次々に入ってきました、一番最初にその太いそばを茹で揚げ、7人限定のそばなどとうそぶき、そばを提供し、あとはいつもの様に順調そばを出し終わりました。 食べるのが35人、お土産が19人分、8㎏のそばが胃袋に消えました。
 その中で、好評価だったのが、あの太いそばです。 そばは、つるりと喉越を楽しむ方と、噛みしめて食べる方がおり、噛みしめる方が、より新そばの香りがしたのだと思います。 見た目の良いそばより、太くて無骨なそばの方が美味かったと言う話は、良く聞きます。 私は何事も、見た目で判断する事が多く、失敗します。
 これからは、そばも人も食べてみてから判断します。