2015.02.09
フリーのカメラマンがシリア渡航を計画し、それを知った外務省がそのパスポートを返納させました。 事実上の没収です。
ここでまた賛否の声が聞こえますが、私は外務省の措置を支持します。 彼はトルコ国境で活動しているNPOの実態を報道したいと言う事ですが、その実態を我々が知ったところでどうするのと言う話です。 今はイスラム国関係の報道は控えるべき時です。 特に各放送協が競って報道するのは恐怖感を与えるものばかりです。 かえってイスラム国の思う壺です。 知りたい人はインターネットで勝手に情報を得ればよい事で、情報の垂れ流しは良くありません。 ジャーナリスト魂とか言論の自由とか言って正当化していますが、日本人の誰もが三度目の正直を見たくはないのです。 ですから、外務省の取った行動を非難する事には当たりません。 今行きたがる奴は、金儲けと売名行為の一発屋だと思います。 どうしても行くなら、日本国籍を捨て、取材したものも日本では発表してほしくありません。 今は冷静に行動する時です。 一息ついて彼でも、遅くはないと思うのですが。