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オシドリ

2015.03.04

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 世間で良く言う「オシドリ夫婦」特に芸能人夫婦には良く使われる言葉です。 そもそもオシドリ夫婦の諸説はいろいろあり、その一つに、オシドリの一羽を捕まえると、残りの一羽が居なくなった相手を思い続け、挙句の果てに死んでしまった事で、その「思い死ぬ鳥」がいつの間にか「オシドリ」となったとか。 じゃあ、オシドリは本当に仲が良いかと言うと、これがビックリオスは冬ごとにパートナーを変えると言いますし、卵を産むまではオスはメスにへばり付きますが、抱卵・育雛はメスのみが行い夫婦で協力して行う事はありません。 また、その逆にオシドリのオスは綺麗で目立つので、地味なメスはオスを取られないようにそばにいるとも言います。 自然の摂理がそうでありますから、オシドリのつがいは仲が良いなどと言われるのは、オシドリにとっても大変迷惑な話です。
 勿論、芸能人が使うオシドリ夫婦ほど、あてにならないものはありません。 裁判などせず、すっぱり別れましょう。 因みに、夫婦仲が良い鳥には、ヒヨク鳥=極楽鳥やキビタキと言う鳥がいる様です。 私の周りには、オシドリ夫婦はいません。