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リー・クワンユ

2015.03.31

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 シンガポール建国の父、リー・クワンユさんが23日91歳で亡くなりました。 なぜ私がリー・クワンユの話をするかと言うと、昔シンガポールに行ったとき、その国の発展のめざましさと国民が彼を尊敬している事に驚いたからです。 イギリス領マレーシアから独立した貧国シンガポールが、お手本としたのが日本です。 客家系華人の4代目でケンブリッジを首席で卒業し、多民族の公用語を英語にし、LOOK・EASTと言って中国や欧米ではなく、日本をまねたのが素晴らしい。 なぜ日本かと言うと、戦時中の日本軍の統治力に影響を受けたと言います。 その事で、晩年日本軍に協力したと言う疑いでバッシングを受けましたが、教育行き届いていな国民に厳しい礼儀や躾をした結果、シンガポールにゴミ一つありません。  経済重視の政策で、今では世界最大の金融都市となり、GDPも日本を抜いて繁栄しています。 旅行で付いてくれたガイドが言った言葉を忘れません。 当時、アメリカの庇護の下で栄えていたフィリピンのマルコス大統領が、リー・クワンユを10人欲しいと言ったと言います。 インドのガンジーに並ぶ、アジアの偉人でした。